この4つの段階を図にしたものが、AIDAと呼ばれる非常に有名なマーケティングのフレームワークだ。
顧客の消費行動を捉える際に活用できる。
対立・直交する軸から動的な視点を得る
次のステップでは、このAIDAをヨコ軸にして、2次元で考えるためのタテ軸を設定する。例えば、タテ軸に顧客の数を取り、市場に存在する総顧客数から、4つの段階を経て商品を買う人の数までの滝のような図を描いてみる。

すると、興味は持っても欲しいとまでは思われない、欲しいと思っても買わない理由があり、行動を起こさないなど、それぞれの段階で顧客を取り逃がしている理由が見えてくる。
タテ軸の設定は、基本の「矢バネ」に対して90度の角度で考えるのがベストだ。つまり、それぞれの段階に対して、対立、直交、あるいは質の異なる軸にはどんな要素があるかを考えるのである。上の図では、認知・興味・欲求・行動という顧客の4つの段階、つまり「質」に対して、顧客の数、つまり「量」をタテ軸にとっている。
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【事象は動的に観察する】
