「目が死んでる」と言われた人が知るべき改善法

「眉毛」も他人に与える印象を左右している

目力をつけるにはどうすればいいのでしょうか?(写真:cba/PIXTA)
TVで政治家や芸能人が話しているのを見ているとき、誰かと話しているとき、「目が死んでいるように見える」と思った経験がある人もいるでしょう。宝塚大学・東京メディア芸術学部教授の竹内一郎氏が上梓した『あなたはなぜ誤解されるのか』を一部抜粋・再構成し、目力を付け、印象がより良くなるコツをご紹介します。

「目が死んでいる」

菅総理の記者会見の評判が悪い。会見中から「また原稿に目を落した」「目が死んでいる」といったコメントがSNS上に飛び交う。

総理に限らず、マスクで顔の半分を覆う時代においては、これまで以上に「目」が印象を左右することになる。

新著『あなたはなぜ誤解されるのか 「私」を演出する技術』は、言葉以外の情報、いわゆる非言語情報を自分なりにどう意識して、印象を良い方向に変えていくかをテーマに書いた本だ。長年、演出家をやってきた経験をもとにして、「自分の演出家として自分を雇ってみては」と提案してみた本だとも言える。

当然、「口ほどに物を言う」と昔から伝えられている「目」についても触れている。コロナ時代、重要になるのが目を含む顔の「上半分」であろう。その演出法(見せ方)について同書をもとに少し述べてみたい。

目は口ほどに物を言う

「死んだ目」の対極で、「良い目をしている」と感じさせる人がいる。目の形そのものが美形であるかどうかは、大きな問題ではない。真剣な眼差しが身に付いた人のことをいう。基本的に「良い目」の人はまばたきをせずに、まっすぐなまなざしをしている。

たとえば、対戦型競技のアスリートたちの目を思い起こせばわかり易い。彼らは真剣に相手の動作を観察する。テニスなら、相手がサーブを打つときの非言語情報を解析し、どこを狙ってくるのかを予測する。あれだけ真剣に相手を見ていれば、目に力が宿ってくる。「良い目をしている」ということになる。

野球の投手と打者も同じ。予測し合い、裏をかき合う。運動能力が五分五分なら、勝負の分かれ目は観察力である。心理戦、頭脳戦という言い方もできるが、観察力がその能力を下支えしている(もちろん、一流のアスリートにもまばたきの多い人もいて、それは例外と考えるべきだろう)。

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