ネットで「話すのが上手い人」が実はしている事

話の内容がまとまっているだけでは意味がない

そのプレゼン、伝わっていますか?(写真:metamorworks/PIXTA)
物理的・精神的ストレスが蓄積しやすいウィズコロナにあって、あらゆる場面において「わかりやすい」ことが重要となっています。「わかりやすく話す」「わかりやすく伝える」とはいったいどういうことなのでしょうか。そして、わかりやすく話すためには、どういう練習が必要なのでしょうか。『絶対失敗しない! ササるプレゼン ― 成果を上げるプレゼンテーションのすべて― 【オンライン完全対応】』の著者・長谷川孝幸氏が伝授します。

「わかりやすい話」の3つ条件

「わかりやすい話」というのは次の3つの条件を備えているものです。

1. 結論を先に
 2. 5W2H
 3. 一文を短く

1. 結論を先に

人が一番知りたいのは、状況説明でも言い訳でもありません。結論です。話を聞いていて結論が出てこないとイライラします。そして話し手に対し「この人は何かごまかそうとしているのではないか」「この人は配慮が足りない」「この人はものがわかっていない」といった悪印象を持ちます。結論から先に話し、そのうえで補足をしていくという習慣をつけることでシンプルに理解しやすくなり、話し手の印象もよくなります。

2. 5W2H

「いつ(When)・どこで(Where)・誰が(Who)・何を(What)・なぜ(Why)」の5Wと「どうやって(How)・どのくらい(How much)」の2Hがあってトークは「情報」となります。この5W2Hがないときに話し手と聞き手の理解はずれ、互いに苛立つようになってしまいます。トラブルやクレームも誘発しかねません。

3. 一文を短く

長文の情報より短文の情報のほうが脳で認識しやすいものです。できれば一文は30文字以内、長くても50文字以内に収めると聞き手の理解がスムーズになります。「主語と述語の距離を短くする」とか「『、』つまり読点を使い過ぎない」ということを意識しましょう。

「ああでこうで、ああなってこうなって、そしてこれはこうで、しかもこうなってああなって、」のように「、」が多いと聞いていて訳がわからなくなってしまいます。また形容詞の増やし過ぎはかえって内容を薄くしてしまいます。なにしろ「削る」のです。

この3点を注意するだけで話は格段にわかりやすくなるのです。

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