「疑いの目」でアイデアを出すピラミッド図の力 視野を広げ、本質を突きとめる論理的思考法
事業展開を考える際は、「細かく分解する」だけでなく「広げる」という方向性も意識しておくことが大切だ。
「3つの問いかけ」でピラミッドが生きる
ピラミッドを使いこなし、意思決定の精度を高めるコツとして、「3つの問いかけ」がある。
「Why so?」=「なぜそうなのか?」
「So What?」=「だから何なの?」
「True?」=「本当か?」
いくら見事なピラミッドが完成したとしても、それが机上の空論では意味がない。そもそも、「図を完成させること」が目的ではなく、図を利用することで頭の中をかき回し、論理を広げ、深めていく思考過程そのものが目的なのだ。
思いついたその理論には具体例がきちんと挙がるかどうか、地に足がついているかどうか。健全な疑いのまなざしを持ち、自身の描いたピラミッドに投げかけながら点検することが重要だ。自由自在にピラミッドを操って、緻密でありながら柔軟な思考力を身に付けていこう。
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