数学を「エンタメ」として楽しむ人の驚きの視点 大人でも数学が必要な"3つの理由"

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私が大学生のとき、「数学」の小さくも、偉大と思える発見をし、友人たちに意気揚々と語りました。流れたのは冷たい空気です。「だから何?」そんな表情の友人たち。

そこから、二度と、数学なんて人に語るまいと決意しました。数学は1人で楽しむものだったのかもしれません。しかし、それが許せなかった。その後、この悔しい思いが、新しい試みにつながりました。

数学というと、どうしても”硬い”イメージがあります。「ちゃんと学ばなきゃ」と皆が感じている。そして、入り口が狭い。数式がとっつきにくい。もっとやわらかく、入り口を広く、伝えられないか。

『数学のロマンが詰まった 夜も眠れないほど面白い18の数学エピソード ロマンティック数学ナイト』(KADOKAWA)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

もう一方では、数学に皆がなんとなく感じている憧れ、ロマンがあります。その2つが「エンターテインメント」という名の下に融合した場所こそ、ロマンティック数学ナイトだったのです。

たった8分。この短い時間を課せられたプレゼンター(このイベントでは、ロマンチストと呼んでいます)は必死に工夫するのでした。絶対に皆にわかってもらおうとする人や、聴衆を無視してしゃべり続ける人、皆に楽しんでもらおうとエンタメに集中する人。歌って、踊る。数学ギャグだけに専念する。そんな数学の楽しみ方だってあっていいはずです。もしわからない話でも、8分なら意外と聞けてしまうものです。

われわれは生まれながらに好奇心を持って生まれた

われわれは生まれながらに好奇心を持っています。「これ、何?」という疑問があったのに、数学においてはある地点から、どんなに好奇心を持っても解決することはなく、「自分は頭が悪くてわからないんだ」と諦めてしまう。

だから、もう一度、数学にチャレンジさせる意欲をつくる。

学ぶことは、好奇心を元々満たすことであり、「数学なんて……」という文系の人もまずは数学を縦に学ぶ最初の一歩として、こういったエンターテインメントがあるととても学びやすいはず。ぜひみなさんもそんな世界に触れてみてください。

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