入社1年目から差がつく「数字を使う伝え方」 必要な情報を「サンドイッチ」していますか?

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周囲の評価が変わる「伝え方」があります(写真:Fast&Slow / PIXTA)

「数字を使って伝える」

入社1年目で最も大切なことは何か? もしそう尋ねられたら、私はこう即答します。

たとえば、上司に「明日の朝はなるはやで(なるべく早く)出社してくれ」なんて言われたら、あなたは困ってしまいますよね。「明日は8:30までに出社してくれ」であれば何の問題もありません。これは、「数字を使って」伝えているからです。

このように、数字を使うということは特別ではありませんし、少しも難しいことではありません。ですが、数字を使ったコミュニケーションが取れれば、相手に与える印象が変わり、認められ、仕事は楽しくなっていきます。

簡単なのに意外と誰もしていないこと

私はビジネス数学の専門家として多くの企業研修を預かりますが、実は「報告に数字を(正しく)使えないビジネスパーソン」の多さを実感しています。それは入社1年目の新人はもちろんのこと、実はベテラン社員にも当てはまります。ちょっと数字が使えれば、もっと成果を出せるのに知らないのは非常にもったいないことです。

今回は、入社1年目がまず求められる「上司に報告するときの数字の使い方」を2つ紹介します。

誰でもできることなのに意外と意識している人が少ない、きちんとできている人も少ない、そんな技術です。いきなり先輩が驚くようなことをする必要はありません。「簡単なのに意外と誰もしていないこと」を着実に行なっていくことで周囲からの信頼を勝ち取りましょう。

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