借地権マンションの人気は都心ほど顕著である。首都圏のマンションを調べると、値上がり率の高い上位6区の平均は28%になる。千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区・品川区の6つだ。その意味で、都心とその周辺の6区が最も確実性が高い立地と言えよう。
これらの行政区を除く都区部では中古値上がり率が平均-3%と31%もの差がつく。都区部以外は平均-13%になり、借地権マンションは都心以外を考えない方が得策だ。
値上がりしやすい借地権マンション「7つの法則」
中古になって値上がる新築借地権マンションは過去の実績から法則性がある。
まずは、先ほど書いた「立地」だ。都心6区に絞ろう。これははずせない必須条件だ。
条件2は、大手の売主に限ろう。目安はメジャー7(三井・三菱・住友・野村・東京建物・東急・大京)だ。条件1と合わせて、平均32%の値上がり率となる。
条件3は、駅からの徒歩分数で5分以内。条件1の生み合わせで平均29%の値上がり率となる。
条件4は、大規模物件の方がいい。大規模とは総戸数が200戸以上だ。条件1と合わせて、平均41%の値上がり率に跳ね上がる。
条件5はタワーを選ぼう。条件1と合わせて、平均52%の値上がり率で大規模以上になる。
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