東大生があこがれる“伝説の先輩”の考え方

ハーバード、イェール、スタンフォード、若き経済学者のアメリカ

海外に行けばいいことがある、とはかぎらないからこそ

どうしてこんなものを思いついたのか、と聞くと、「夢にインドの神様が出てきた、教えてくれた」と……。

僕には神様は見えないなって(笑)。

ハーバードでは「神様が…」と言ってくるやつはいなかったですけど、自分が到底想像できないようなことを思いつく人には、日常的に出会いました。

世界は広い。すごい人がたくさんいます。そういう人たちに囲まれていると、不安になることもあります。でも、それってすごく刺激的で、楽しいことだったりもするんですよね。

だから、もしやりたいことがあって、それが海外で実現できそうなことなら、多少の不安やつらいことはあっても、飛び出してみればいいのではないでしょうかね。

インタビューを終えて

研究者を目指す者なら、ハーバードで学び、スタンフォードで研究し、教えてみたいと、夢見ることはあるだろう。

しかし、それが現実になれば、味わう競争の過酷さやプレッシャーは、想像以上のものだろう。小島さんの話を聞いて、そんな厳しい環境で生き抜くための重要なポイントを2つ見いだせたような気がする。

まず、自分のやっている仕事が大好きだ、ということ。そして、あくまでマイペースに、世間を気にすることなく、淡々と仕事をしていく、ということだ。

小島さんには、変な気負いがまったくないし、自分が好きなことをやれて満足していればそれでいい、という自然体の雰囲気を感じる。

研究者の卵をはじめ、この記事を読んでくださっているみなさんも、自分の気の赴くままに、好きで仕方がない自分の研究分野の最先端が行われている場所へ、出て行ってみたらどうだろう。いまだ見ぬ景色が、待っているはずである。
 

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