瞑想するなら「朝一番・10分間・毎日」がいい理由

毎日「心」が同じ場所に戻ることで穏やかになる

1. 背筋がまっすぐ伸びているのがベストですが、無理にそうするのはよくありません。
2. 骨盤の位置が背中の位置を決めます。またお尻の下に 小さなクッションを敷くと背中が丸まるのを防げます。
3. 必要ならいすの背もたれを支えにしてかまいませんが、後ろに寄りかからないようにしてください。
4. 後ろ方向ではなく、上方向をイメージしてください。足は組まず、足の裏が完全に床についていて、足は肩幅ほどに開いているのがベストです。
5. 両手を重ねて膝の上に置きます。指や手、腕の重みを脚で支えてください。
6. 当たり前に思うかもしれませんが、頭は首の上になるべくまっすぐ置かれているのがよく、上を見上げたり床を見下ろしたりしていないほうがいいでしょう。このほうが楽なだけでなく、集中力も高まります。
7. 最後に、はじめのうちは目を閉じていたほうが、気が散りにくくなります。

できれば朝一番の習慣にする

1日の中でいつ、10分間の瞑想をするか決める前に、考えておいたほうがいいことがいくつかあります。朝はもうろうとしている、またはいつもバタバタしているので、朝一番にやるなんて考えられないという人もいるでしょう。あるいは、1日の終わりには疲れきっているので、夜に回せば必ず瞑想中に眠ってしまうのが目に見えているという人もいるでしょう。

もしかすると、あなたはもうすでに職場の中の静かなスペースに目をつけていて、昼休みに瞑想の時間をつくれるのではないかと考えているかもしれません。私たちの生活はみな違っているので、あなたにとって都合がよく、やりやすい時間を見つけることが大切です。

しかし、できれば避けたい時間帯があります。それは昼食の直後です。そのころは体が消化の真っ最中で、とても重く感じるため、眠ってしまいやすいからです。また、たっぷり夕食を食べた後も同じです。

私はよく、1日の中で最もおすすめの時間はと聞かれますが、答えはいつも同じです。朝型の人も夜型の人も、瞑想を学んでいる間は、瞑想をするのにベストな時間は朝一番です。

最も実際的な理由の1つは、家族がまだ寝ているうちが1日でいちばん静かな時間であり、邪魔されずに座ることのできる静かな場所を見つけやすいからです。

それに、起きぬけのもうろうとした状態を脱し、すっきりリフレッシュして、よい心の状態で来るべき1日にのぞむことができます。けれども、おそらく最も重要な理由は、朝一番にやれば、早く済ませてしまえるからです。

後の時間まで引き延ばすのは危険な戦略であり、ほかの用事や締め切りや邪魔が入るかもしれません。仕事が終わって家に帰るまで引き延ばしたら、ただソファに倒れこみたくなり、瞑想など考えたくもない気分になっているかもしれません。

私は瞑想の時間をスケジュールに組み込もうとするだけでストレスを感じる人さえ知っています。それは「やることリスト」の項目に加わり、「まだ終わっていないこと」が1つ増えるだけだからです。ストレスを減らすためにやろうとしていることが、なぜかさらなるストレスのもとになっているのです。これでは本末転倒です。

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