瞑想するなら「朝一番・10分間・毎日」がいい理由 毎日「心」が同じ場所に戻ることで穏やかになる

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瞑想は毎日同じ時間、場所で行ったほうがいい理由とは?(写真:Prostock-Studio/iStock) 
瞑想やマインドフルネスというものにとっつきにくさを感じていたり、スピリチュアルなイメージから敬遠しがちな人もいるのではないでしょうか。
しかし、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏がたびたび推薦するマインドフルネスの入門書の邦訳版『頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる』では、手軽で日常に取り入れやすい、実践的な心のエクササイズを紹介しています。
本稿では、同書から一部を抜粋しお届けします。

同じ場所に戻ることで「心」は穏やかになる

自宅に専用の瞑想ルームを持てるような人はあまりいないでしょうが、幸いなことに、瞑想はどこでもできます。

始める際に心にとめておいたほうがいいことがいくつかあります。まず、10分間、邪魔されずに座ることのできる場所を見つけてください。家族のいる家庭では、これは言うほど簡単ではありません。ですから、家族と話をし、きちんと伝えることが大切です。小さい子どもがいてほかに面倒をみてくれる人がいない場合、子どもが寝るまで待ってからやるか、朝子どもが起きる前にやるのがいいかもしれません。

瞑想を始めるときには、その間だけは、なるべくそのスペースに自分1人でいられることが大切です。外の音を気にする人がよくいますが、その音自体を瞑想に取り入れられるので、心配はいりません。とはいえ、騒がしい環境と静かな環境のどちらかを選べるのなら、もちろん後者を選んでください。

できれば毎日同じスペースを使うほうがいいでしょう。こうすることで、新しい習慣を再確認するのに役立ちます。それに、毎日同じスペースに戻ってくることで、ほっとできる効果もあります。

そのスペースがなるべく清潔で片付いているほうがリラックスできるかもしれません。ひどく散らかった部屋に入ったときと、きちんと片付いた部屋に入ったときのことを思い出してみてください。

どんな気分になりましたか。片付いた部屋では気持ちが落ち着きませんでしたか。多くの人は落ち着きます。ですから、もしあなたもそうなら、その部屋もしくは、せめて部屋のその一角だけは清潔で片付いた状態を保つといいでしょう。

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