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インドで政権交代、日本への影響は? 地滑り的圧勝でインド人民党が10年ぶり政権復帰

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  • 田宮 寛之 経済ジャーナリスト、東洋経済新報社記者・編集委員
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実は、同氏の本当のカーストが何か、OBCなのかどうか、現在もわかりません。本人はこれまで自身のカーストに言及しておらず、細かいカーストは謎です。カーストが投票行動に影響するというのが、やはりインド的なところです。どちらにしても、低いカーストであり貧しい家で苦労し、実直に地方政治を行ってきたという事実には変わりありません。

これに対して、前政権の国民会議派にはまともな首相候補がいませんでした。ラフル・ガンディーという初代首相ネルーの血筋であるガンディー家の4代目が一応の候補となりますが、つねにモジモジしていて主体性がなく、実績も少なく、国民からは「頼りなく政治家には向いていない」と思われています。

つまり「選挙の顔」がモディしかありませんでした。これが政権交代の理由です。そもそもインドには「反現職要因」という選挙行動の特徴がありますが、早い話が「現政権へのノーを言い渡す」という投票行動のことで、今回はこの「再選させない文化」が強く働きました。

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