「イクラの仕込み」自宅でもできるプロ技のコツ 鮨屋が教える宮城の名物「はらこ飯」の作り方
要は調味料を加えた出汁で鮭を煮るわけですが、この煮汁が非常に重要ですので、捨ててはいけません。
鮭の煮汁あってのうまうまごはん
この煮汁でごはんを炊くから、鮭のうまみがたっぷり香るごはんになるというわけ。今回は鍋で炊きましたが、もちろん炊飯器でもOKです。
鍋で炊く場合には、まず米を入れ、煮汁と水を合わせた物を加え、蓋をして中火にかけます。沸いたら弱火にして20分、火を消して10分蒸らせばできあがり。
炊き上がったら、鍋底からそっくりかえすようにかき混ぜて……。鮭を乗せ、お好みで生姜も散らしましょう。
「いくらの醤油漬け」をたっぷり乗せたら、駅弁では味わえないフレッシュで贅沢な「はらこ飯」のできあがり。
鍋ごとテーブルに出して、思う存分「おかわり!」してください。食欲の秋を実感できるメニューです。
(文:野本やすゆき/料理研究家)
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