入社試験にビジネス英会話を導入せよ

日本の英語教育を変えるキーパーソン ソレイシィ(4)

安河内:しますね。不思議ですけど。初級者にも今後、積極的にスピーキングテストを受けてもらうには、TOEICよりもう1ランク下の、CEFR(セファール/Common European Framework of Reference for Languageの略称。語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格 )でA2レベルのテストもほしいですね。

たとえば、小学生や中学生がスピーキングの勉強をしますよね。でも、だいたい受験が近づくとやめていくじゃないですか。試験が近づいてくると、当然、試験で試されないものはやらなくなりますから。

社会人が英会話教室に通っても長続きしないことも多いです。「What did you eat today?」とか「What did you do last weekend?」とか、そんな話をずっと繰り返しやるので飽きてくるからだと思います。効果測定もできないから、モチベーションが下がる。学習のobjective(目的)がないんですよね。

ソレイシィ:そのとおりです。 でも、ちゃんとしたスピーキングテストというのはできるはずです。うまく導入されれば、教育は大きく変わっていくでしょう。学習のobjectiveを持たせることもできるのです。 productiveなスピーキングやライティングのテストが小学校から大学までしっかりできるようになれば、英語教育は変わると思います。

安河内:今のままだと、小学校で英語が好きになっても、中学校には受験があるから嫌いになってしまいます。

ソレイシィ:そうですね。中学1年の1学期で嫌いになる生徒も少なくないと、中学校の先生もおっしゃっていました。

日本の英語教育は、今はもう、試験改革以外、全部やり尽くしたと言っても過言ではないでしょう。だから後は、試験改革をいつやるのか、ということですよね。

安河内:We must start now! ですね。今日はありがとうございました。Thank you very much for sharing your thought.

ソレイシィ:こちらこそ。The pleasure was mine.

(構成:山本 航)

キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
人気の動画
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
サプライズと配当成長株で勝つ<br>株の道場 成長先取り編

菅首相の退陣決定を受け、東証株価指数が31年ぶりの高値へ急騰。日経平均株価も3万円を超えました。本特集では9月17日発売の『会社四季報』秋号を先取りし、上方修正期待の大きいサプライズ銘柄を抽出。株価上昇を享受する方法を会得しましょう。

東洋経済education×ICT