連絡はFAXで…「THE ALFEE」3人の楽しい関係 「気づけば後期高齢者」の元気すぎる現在
信念を貫き通すことの大切さをつづった歌詞には“友よ”“人生”という言葉が繰り返される。
高見沢「僕らくらいの世代にとくに響く曲だと思います。20代、30代の若いころは、考え方も違いました。人生というより、車とか女の子、ファッションの話をよくしていた。今は、数値です。検査結果の(笑)。あと、病院はどこがいいとか」
坂崎「サプリメントはこれがいいとかね」
桜井「もうちょっとすると、どこのお寺がいいとか、お墓買ったとか(笑)」
高見沢「もう、3人とも前期高齢者ですから(笑)」
坂崎「はい、年金もらえます」
高見沢「あと、4年で古希。だから、70まで頑張りたいという気持ちも込めた新曲になっています」
FAXでしか連絡をとれないメンバーが!
これほど長くメンバーと会わなかったことがなかったという自粛期間。どのように連絡をとり合っていたのか聞くと、
高見沢「坂崎と僕は、レギュラーのラジオ番組がありましたけど、桜井に至っては消息がわかる手立てがFAXだけ。スマホも持っていないし、インターネットの“ネット”もない。頭にかぶる“ネット”は持っているようですが(笑)」
桜井「持ってないよ(笑)。僕は、2人のラジオを聴いて、元気なんだなと(笑)。周りからは、“あの人どうなっているんだ”と言われていたみたいですけど、普通に生活をしていました。ただ、問題なのは、自分が何の商売をしているのか忘れそうになるんです(笑)」
坂崎「米屋さんだったかな? 何屋さんだったかな?って(笑)」
桜井「忘れちゃいますよ。1日テレビ見ながら、“あぁ、そうかい”って」
高見沢「テレビにツッコミ入れて(笑)」
桜井「今まで、年齢のことを気にしたことがなかったんです。実際、若いつもりでいるんですけど、このコロナ騒ぎで“65歳以上の人は”と言われたときに、“あぁ! オレ、65歳だ!!”と(笑)。そこで、改めて、コロナにかかっちゃいかんと」