星野源が圧倒的な存在に上り詰めた納得のワケ

ソロデビュー10周年で新境地、ロールモデルに

星野源さんはコロナ禍のエンタメ界を救う存在になりつつあります(写真:日刊スポーツ新聞社)

星野源さんがソロデビュー10周年を迎える6月23日、深夜25時から放送される「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)が史上初のYouTube Live同時生配信されることが明らかになりました。

星野源さんと言えば、現在火曜22時から放送中の「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)が絶好調。再放送であるにもかかわらず世帯視聴率が2桁をキープしているほか、放送前後に大量のツイートが飛び交うなど盛り上がりを見せています。また、23日の17~22時にはCSのスペースシャワーTVが「星野源DAY」を放送することも含め、10周年記念日は星野さん絡みの話題で持ち切りになるでしょう。

さらに3日後の26日には、主演ドラマ「MIU404」(TBS系)がスタート。綾野剛さんとダブル主演を務めるほか、名作の誉れ高い「アンナチュラル」らを手がけたスタッフが集結するだけに、放送前から大きな注目を集めています。

この春の星野さんで忘れてはいけないのは、外出自粛の要請を踏まえて4月3日に発表したオリジナル曲の動画「うちで踊ろう」。許諾や使用料なしで自由に使えるものとしてコラボを呼びかけ、三浦大知さんや香取慎吾さんらアーティスト、高畑充希さんや川口春奈さんら俳優、渡辺直美さんやバナナマンら芸人、また一般人も動画を投稿しました。

称えられるべきは、「STAY HOME」の意識付けに貢献したことに加えて、停止状態のエンターテインメントを活性化して、多くの人々を笑顔にさせる立役者となったこと。安倍晋三首相がまさかのコラボ動画を投稿して物議を醸したことも含め、存在感の大きさを感じさせたのは間違いありません。

星野さんこそコロナ禍を救うエンターテイナーとなり、令和のエンターテインメント界を象徴する存在になるであろう理由は少なくないのです。

コラボ動画で見せた全方位配慮

星野さんがコロナ禍を救い、令和の象徴となりそうな最大の理由は、全方位的な配慮ができること。

たとえば「うちで踊ろう」のコラボ呼びかけは、「外出ができず不満を抱える人々を楽しませよう」「活動停止状態のエンターテイナーたちに元気を取り戻してもらいたい」という配慮によるものでした。

次ページテレビでは取り上げられない一般人もすくい上げる
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • コロナ後を生き抜く
  • 読んでナットク経済学「キホンのき」
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ徹底検証<br>日本は第2波に耐えられるか

米国やブラジルでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、日本は感染者も死者も圧倒的に少ない。その理由はいったいどこにあるのでしょうか。政策面、医療面から「第1波」との戦いを検証。「第2波」への適切な備え方を考えます。