ネット婚活2週間で婚約した30代男女の決め手 ネットで仲を深めるにはどうしたらいいのか

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ただし、その気軽さゆえ、男性はこの女性のほかに3人と交際していました(「真剣交際」に進む前段階では複数との交際は認められています。真剣交際となったらほかのすべての交際は終了となります)。ですから、オンライン婚活の成婚率は高いか低いかでいうと、おそらく低いのではないかと思われます。そこは、私どものような相談所のスタッフがうまく舵を取りサポートしなければなりません。

弊社でも緊急事態宣言下では、オンラインお見合いが6割ほどにも上りました。しかし、緊急事態宣言が解除されてからは、ほどなくリアルな対面が8割ほどまで戻りました。オンラインでほぼ婚約まで進展したカップルは数組いますが、「やっぱり会わないとわからないよね」という声が多いですね。

「何のために生きてるのかわからなくなった」

これからの婚活というのはどうなっていくでしょうか。コロナをきっかけに人生を改めて見直し、将来をきちんと考えるようになった人は多いのではないでしょうか。友達もたくさんいる、そこそこお金もある、家もローンで買った、趣味もたくさんある、別に何も困らない。

だけど、コロナ禍では外出できない、外食できない、友達にも会えない。例外的に「3密」が許されているのが「家族」。家族がほしいと感じた人も多いでしょう。また、自分がコロナに感染したら……という不安で家族がほしいと感じる人もいるようです。

男女問わず40代半ばの人たちから「これまで一度も結婚を考えていませんでしたが、結婚したくなった」「結婚を諦めていたけど、真剣に考えるようになった」という相談が増えました。皆さんにヒアリングすると、「何のために生きているのかわからなくなった」と言う。

「このままコロナで死ぬかもしれないと思ったら怖くなって結婚したくなった」と言う人もいました。外出自粛期間中、ずっと1人で閉じこもっていたので心がふさぎ、結婚に希望を抱いている人もいるようです。

結婚を諦めていたという年収200万円台の30代男性。私はラジオ番組「植草美幸の恋愛・結婚相談」をYouTubeにもアップしているのですが、それを聞いて「助けてくれるかもしれない」と思い、無料のオンラインカウンセリングを申し込んできました。

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