何度もオンラインで会うと、実際には一度も会っていないにもかかわらず、「このままいけば恋人になれそう」「結婚できそう」と勘違いをする人が多い。とくに女性はそう思いこんでしまう傾向にあるようです。
しかし、男性はいろいろな女性と会うことを楽しんでいるだけという場合が少なくない。そのため「おっぱいを見せて」「見えないからもっと近付けて」と言われて「裸にさせられた」という被害報告をちらほら耳にします。
百歩譲って、その男性が個人的に見て喜んでいるだけならまだマシなのですが、その録画や画像をネットで勝手に流されてしまう危険性があります。最初からそれが目的ではなかったとしても、何かしらトラブルが起きて、別れるときに「バラまいてやるぞ」と脅されることもありえます。
「はじけちゃえ」というのが危ない
実際に、結婚相談所でのオンラインお見合いですら、中高年男性たちが「もっと前に、前に前に!」と、無理やり相手の顔をカメラにくっ付けさせることがあります。
嫌がらせするつもりはないようなのですが、画質が悪いのは通信状況が悪いということを理解しておらず、カメラのせいだと思っているうえ、画面ごしだと相手が「お見合い相手である」ということを忘れてしまって、横柄な言い方になってしまうようです。当然、女性は怖がってしまう。
身元がはっきりしている結婚相談所ですらそのような状況なので、仲介者がいない婚活サイト、出会い系サイトだと何が起きるかわかりません。
また、オンラインお見合いは夜に行うことが多く、時間の制限も人目もないため開放的な気分になりがちということや、コロナ禍で飲み会が制限され、「オンラインではじけちゃえ」とストレス解消や暇つぶしに利用している人も多いということもトラブルの遠因となっています。
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