「コロナ禍での旅行」気をつけるべき7つの点

専門家委員会のメンバーによる警鐘と提言

ポイント1 : 時期を分散する

帰省ラッシュなどで、一斉に人が動くのは感染拡大の大きなリスク要因です。移動の時期が重ならないように、皆で調整してずらしてほしいと思っています。国もそうした呼びかけをそろそろしてもよいのではないでしょうか。

ポイント2 : 旅行1〜2週間前からハイリスクな行動を取らない

移動の1〜2週間前にハイリスクな行動をできるだけ取らないことが大事です。熱を毎日測って症状も確認して記録しておく健康ダイアリーをつけておくと理想的です。

ポイント3 :飛行機で行くような旅行、海外旅行はなるべく避ける

この先1年は、不要不急の海外旅行は難しいと考えたほうがいいと思います。行った先で、万が一発症すると帰ってこられなくなる可能性があります。また、海外だと医療費がものすごく高くなる可能性があります。流行地であれば、現地でもらってきて日本に持ち込む可能性もあります。

なるべく近距離で感染リスクを抑える

ポイント4 : 旅行の種類を考える

家族だけで車で移動して、キャンプ場やホテルで過ごして帰ってくるという行動は、感染リスクは低いです。一方で、行った先で不特定多数の人と交流して帰ってくるような旅行はリスクが高くなります。例えば音楽フェスなど、声を出したり、交流したり、お酒を飲んだりするイベントのリスクはかなり高くなります。

ポイント5 : 観光地ではできるだけ距離を空け、3密を避ける

日本であれば、全国どこでも多くの人はマスクをしているでしょうし、人とは1~2mの距離を空けて、1m以内で15分以上マスク無しでしゃべるようなことをしなければ、感染リスクはそう高くないと思います。

海水浴や山登りなどは換気もよく、感染のリスクは低いでしょうし、美術館や博物館などでクラスターが発生するとはとても思えません。感染リスクがあるとすれば、声を出すような場所で人との交流が多いところでしょう。東京スカイツリーのようなところでも距離を空けて、皆がマスクをしていて、お互いそんなにしゃべらなければ、手洗いをきちんとすれば感染リスクは低いと思います。

ポイント6 : 屋内イベントは5つの条件をチェック

屋内イベントの感染リスクを評価するには、以下の5つの条件を見る必要があります。これらが重なれば重なるほど感染リスクが高まります。

「①ファンの間での交流(不特定も含む)などがあるのか、②踊るなどして観客の呼吸が増したりするのか、③歌ったりして飛沫が増す環境があるのか、④飲食や飲酒はあるのか、⑤人の都道府県の移動はあるのか」

とくに、不特定多数のファンが交流するようなイベントは感染リスクが高くなります。また、その場でみんなで踊ったり、歌ったりしたり、飲食や飲酒などをすれば、さらにリスクは高まります(クラシックのコンサートのようなものだとそういうものには当てはまりません)。こうしたイベントにおいても、お互いにマスクをして、あまり話をしなければ、感染リスクは低くなります。

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