「コロナ禍での旅行」気をつけるべき7つの点 専門家委員会のメンバーによる警鐘と提言

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イベントではないですが、屋内での法事やお葬式などでもクラスターが発生しています。中止はしなくてもいいですが、こうした場でも感染対策は必要です。

ポイント7 : 地元再発見、近距離の旅行から

「地元再発見」ではないですが、近距離で、何かあったらすぐ帰れるくらいの短い旅行はいいと思います。行った先で具合が悪くなった場合、近くならすぐ帰れますし。

「自分を守り、周りを守る」お互いに思いやりを

しっかりと体調を確認しながら旅行に行ったとしても、感染リスクはゼロにはなりません。そういうときに感染してしまった人を責めることのないようにしてほしいと思います。

画像をクリックすると政治、経済、企業、教育、また個人はどう乗り切っていけばいいか、それぞれの「コロナ後」を追った記事の一覧にジャンプします

新しい生活様式は、自分を守り、周りを守る、思いやりに満ちたものです。たまたま感染した人が近くにいても、しっかり自分を守れるようにすればいいのです。

新型コロナウイルスと共存する時代、お互いに思いやりを持って行動することが求められるのだと思います。

最後に、ウイルスをしっかり除去する、衛生的手洗い手順を用意したので、ご活用いただければと思います。

コロナ対策の専門家が推奨する、ウイルスをしっかり除去する、衛生的手洗い手順。出版社サイトよりファイルをダウンロード可能です

なお、この原稿は2020年7月16日にまとめました。

和田 耕治 国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授・医学系大学院教授

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わだ こうじ / Koji Wada

北九州市八幡生まれ。
2000年、産業医科大学医学部卒業。臨床研修医、企業での専属産業医を経て、 マギル大学大学院産業保健学修士課程修了。ポストドクトラルフェローの後、北里大学大学院労働衛生学博士課程修了。
北里大学医学部衛生学公衆衛生学助教、准教授、WHOとILOのコンサルタント、厚生労働省新型インフルエンザ専門家会議委員を経験。
国立国際医療研究センター国際医療協力局医師として活動の後、2018年から現職。
専門は公衆衛生、健康危機管理、感染症、国際保健。

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