日本最難関「東大理3」の勉強法が本質的すぎた

才能は無理でも「頭の使い方」なら真似できる

今回は、「本当に小さいころから神童だった東大理3合格者」だけでなく、なんと5浪もして理3に合格した東大生を含む、多くの学生にインタビューをした結果見えてきた、「東大理3に受かる人の頭の使い方」をご紹介したいと思います。

すべての日常生活を「本番のための訓練」にする

東大理3に受かる人の頭の使い方1:常に本番を意識する

まず、東大理3の人の勉強法に関して言えるのは、「常に本番を意識している」ということです。日々の勉強を、ただの練習だととらえるのではなく、「本番のための予行練習」だととらえているのです。

「入試では、この項目はどんなふうに問われるんだろうか?」「この問題が本番で同じように出てきたとき、自分は解けるだろうか?」

こうした視点を持ちながら、勉強している学生が多いのです。

僕も含めて、普通の受験生はそこまでの意識を持てません。たとえば数学の問題で計算ミスをしたとしても、「あ、ミスしちゃった。次から気をつけよう」くらいしか思えません。ただの練習で、ちょっとしたミスをしただけだからです。

しかし東大理3の人は、「これが本番だったら、このミス1つで落ちている可能性があった」「こういうミスを二度としないように、どうすればいいか考えよう」と本番に活かせるように練習しているのです。

これは、一流のトップアスリートにも共通することだそうです。どんな些細な練習でも、常に本番のための練習だということを忘れない。常に本番を意識して練習するというスタンスは、勉強以外にも活かせることなのです。

東大理3に受かる人の頭の使い方2:日常のすべてから学ぶ

東大理3の人は、文字通り「何でも」本番につなげる思考をしています。

たとえば街を歩いていても、「看板に書いてあるあの漢字、今年の入試で聞かれるかもしれないな」「あの広告に書いてある英単語、意外な意味としてこういうのもあったよな。忘れないようにしなきゃ」「車のナンバー、1456か。これを因数分解するとどうなるだろう? 計算スピードを速くして本番に臨みたいな」といった感じで、どこからでも何からでも「学ぼう」「本番のために活かそう」という意識を持っているのです。

2浪、元偏差値35から東大に合格した僕は、「頭が悪い状態」から「頭が良い状態」まで、全部を経験した人間です。そんな僕は、この「どこからでも何からでも学ぼう」という姿勢こそが、「頭の良い人とそうでない人とを分ける決定的な要因」なのではないかと考えています。

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