「アイドルは顔だ」と誤解する人が知らない真実 「可愛い=人気が出る」とは限らない理由は?
「地下アイドル」という呼称のルーツは、最初の地下アイドルのライブハウスが地下にあったからだとか、多くのライブハウスが地下にあるからだともいわれます。
よく誤解されるのですが、別に地下室とかであやしい活動をしているわけではありません(笑)。最近ではそうした誤解を避けるということで「ライブアイドル」「インディーズアイドル」と呼ばれることもあります。
ただ私たち仮面女子は、自ら堂々と「地下アイドル」と名乗っていますし、私自身も「地下アイドル」という言葉にはまったく抵抗はなく、むしろ誇りに思っています。
「16歳・18歳・20歳まで」の年齢制限に直面
私が「アイドルになりたい」と決意したのは、21歳のとき。アイドルを目指すには遅い年齢でした。
ネットでアイドルのオーディションを探してみましたが、どこも「18歳まで」「20歳まで」といったように年齢制限があるのです。「16歳まで」というところもありました。
「21歳はさすがにダメかぁ……」半ばあきらめかけたときに偶然目に入ったのが「26歳までOK」という奇跡の一文。
それが、仮面女子を擁する事務所である「アリスプロジェクト」でした。
私はこのオーディションに合格できなかったものの、「見習い生」という制度があって、なんとかそれになることができました。
それも「将来の見込みがあるから是非!」という前向きな話ではなく、「やる気があるならどうぞ」と言われて、やっと滑り込んだ感じでした。
最初から、私は「落ちこぼれ」だったんです。
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