「発達障害」の栗原類を潰さなかった"母の力" なぜ彼は社会で活躍できるようになったのか
自立への第一歩は、家のお手伝いから
発達障害の子どもをもつ親の日常。それは、子どもが子どもである間、未成年の間は、学校の勉強や集団生活についていかせること、そして、先の事を考えるといっても、せいぜい進路のことが精いっぱいというところではないでしょうか。
なにしろ親としてできてほしいことや、やってほしいことの半分もこなしてくれない。それらのことが少しでもできるようにと働きかけ、この目先のことでいっぱいいっぱいになり、将来のことを具体的に考える余裕なんてないでしょう。
しかし1日1日を積み重ねれば、親も子どもも1歳ずつ年をとる。子どももいつか成人し、年を重ねて老いていきます。先の事を考える余裕はないといっても、時間は待ってくれません。
学校の宿題や勉強、忘れ物、遅刻、規則正しい生活をする等の日々の課題に追われつつも、追加するべき項目として「自立へ向けた取り組み」を考え始めました。


















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