コロナ後、日本人を襲う「仕事・働き方の大激変」

「プロしか食えない」「レスの時代」が到来する

世界の累計感染者数は2020年7月5日現在、1120万人を超えた。6月28日に1000万人を突破してから、わずか7日で120万人も増加し、その勢いは加速している

累計の死者数も53万人を突破した。世界で最も感染者数が多い米国の死者数は12万5000人を超え、全体の4分の1を占めている。

現在は、ブラジル、ロシア、インドなどの新興国で感染者が急増し、その勢いはとどまるところを知らない。南半球で感染拡大が落ち着いたあとに、北半球で本格的な第2波が来るとも言われている。

いったん収まったかに見えた中国でも、感染者が再び増加し、6月18日に北京市は警戒レベルを上から2番目に引き上げた。ドイツでは、食肉処理場で1500人の集団感染が確認された。

たとえ今回のコロナが収束しても、シベリアの永久凍土が溶け出し、新たな感染症が懸念されるなど、ウイルスによるリスクは間違いなく高まっている

インパクトはとてつもなく大きく、長くなる

パンデミック(感染爆発)のインパクトはとてつもなく大きく、長くなることを私たちは覚悟しなければならない。

経済の低迷は、企業の倒産、失業者の急増、自殺者の増大、食糧問題の深刻化など社会不安を高め、世界は混迷を深めている

米国では白人警官が黒人男性の首を圧迫して死亡させた事件をきっかけとした抗議活動が全米に広がり、その一部が暴徒化、放火や略奪まで起きている。

その背景には、黒人らマイノリティのコロナによる死亡率の高さや大量失業などによる不安や不満の蓄積があると指摘されている。人種差別を糾弾するデモは世界中に広がっている。

ドミノ倒しのようにさまざまな問題が連鎖し、世界的な「コロナ大恐慌」になる可能性は高まっている

現時点で、コロナ後の世界がどうなっていくのかの全貌を予測するのは時期尚早だ。それほど、コロナのインパクトは広範囲に及び、複雑で、根深い。

しかし、コロナ後に確実に起きる変化を、ある程度読み解くことはできる

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