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「インスタ映え」が追及されるようになって久しいですが、今回は、今どきの若者の新しい感覚についてご紹介します。今後、企業のマーケティング活動上も重要なキーワードになるであろう現象について、現役高校生・大学生を中心としたチームが解説してくれます。
若者たちのこだわりの「エモ」さ演出
最近、若者のInstagramやTikTokなどを中心とするSNSで見かける写真には共通点がある。それは、思わず「エモい」と口にしたくなるようになっていることだ。
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今の高校生、大学生などの若者世代にとって、SNSに上げる写真は近年、いかにシンプルに可愛く取れるかに重点が置かれていた。シンプルなものに大人っぽい印象があり、”シンプル×かわいい”は可愛さの中にシンプルさを取り入れることで、大人っぽく見せることができただからだ。
しかし、シンプルに写真映えさせようとしても、どうしても限界がある。そこで生まれたのが、“ガチャエモ“である。
“ガチャエモ“とは、筆者らの造語である。現在15歳~18歳の筆者らが携帯を持ち始めた小6〜中1の頃、スタンプをつけたりプリクラをデコったりして、カラフルに写真を飾ることがはやっていた。そうしたテイストを「ガチャガチャ」していると呼ぶが、今回そこに「エモさ」が加わっているのが特徴だ。
いくつかの事例をもとにレポートしていく。
これは、シールを直接顔に貼るというものだ。主に高校生の間ではやっている。
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