「通年採用」検討増、コロナで変わる就活の景色 オンライン日常化、インターンは開催減少へ

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新卒採用はコロナ禍によって大混乱したが、この混乱を一時的な変調と考える企業は少ない。構造的な変質があると考える企業が多い。

「新卒採用という概念自体に変化が出てくるような気がしているので、今までとは採用方法そのものが変わってくるのではないか」(300人以下・商社・流通)

「採用においても、変化が激しくなるので対応したいと思う。いい機会でもある」(1001人以上・商社・流通)

腹をくくって、変化を受け入れようとしているわけだ。

大きな変化の第一はオンライン化だ。多くの企業にとって3月以降のオンライン説明会とオンライン面接は初めての経験だったが、2022年卒採用ではその経験を活かすことができる。

「採用活動はオンラインを導入して行っていくのが主流になると思う。とくに大手企業でもその流れになったことは大きい」(301~1000人・サービス)

「オンライン化は進むものとみており、就活生にとってより良いコンテンツを充実させる必要がある」(1001人以上・メーカー)

オンライン面接と対面の共存

現在進行中の2021年卒採用では、ウェブ面接での内定出しが可か否かが話題になった。絞り込みまではウェブ面接で行うとしても、内定は役員による対面面接が必要という意見が多かった。

しかし、コロナ禍以前に比べるとウェブ面接への評価は高くなっている。実際に経験すると「遠隔地の学生を選考にあげることができる」「会場の確保がいらなくなる」などのメリットがわかってくるからだろう。

「ウェブ面接が主流になれば、それなりに対策が打てて対応できるのではないかと考えている」(300人以下・メーカー)

「オンライン面接だけではなく、対面があったほうがよいと思っている」(300人以下・情報・通信)

「内定まで対人面接をしない形をとる」(301~1000人・サービス)

オンライン面接はリアルな面接よりスキルが必要になる。これまでは「人を見抜く眼力」などという曖昧な能力がありがたがられたが、ウェブ面接ではMicrosoft TeamsやZoomなどの会議ツールを使いこなすデジタルスキルが必須となる。

「よりセミナーや面接に特化したオンラインツールが求められてくると思う」(1001人以上・情報・通信)

「オンラインを活用した選考が選択肢に加わり、益々地域格差が埋まる一方、電子媒体での情報収集・発信が重要になる」(1001人以上・情報・通信)

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