やっぱり、ねこ・猫・ネコが好き!

源氏物語の猫から、日用品モチーフの猫まで

育ちのいいネコ

十二支にこそ入っていないが、猫は縁起のいい動物とされていた。たとえば次の『猫鼠を覗う図』は、正月などに飾る吉祥画。ザクロをかじるネズミを、猫がじっと見つめている。

「猫だけではなく、ザクロは豊穣を表します。カゴに盛られた仏手柑(ぶっしゅかん)も縁起のいいモチーフです。仏の手に似ていることからこの名がつきました」

『猫鼠を覗う図』 柴田是眞(1807~1891年) 1884年(明治17年) 絹本着彩 板橋区立美術館 (前期に展示)

作者は江戸から明治期の漆芸家としても人気の高い柴田是眞(しばたぜしん)だ。

「ちりめんの首輪を見てもわかるように、大事に飼われている猫なのでしょう。狙っているというより、のぞき見している。ネズミが気になって仕方がないけれど、ちょっと腰が引けています」

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