日本初!「アーティストホテル」の作り方 歌舞伎町の"とがった"ホテルは業界の常識を変えるか
新宿・歌舞伎町。ラブホテル街の真ん中に突如として姿を現したホテルが今、業界の注目を集めている。「新宿グランベルホテル」。その立地だけでなく、コンセプトや作り方まで、これまでのホテルとは一線を画しているからだ。
1つのホテルに37のデザイン
同ホテルは昨年12月18日に開業した。コンセプトは「アジアのNext Artist×ホテル」。アジアで活躍するアーティスト21人がホテルの設計に参加し、全380室には37ものデザインパターンがある。
たとえば、最上階の17階にある4つのスイートルームは、各部屋がそれぞれ違う顔を持つ。アーバンリゾートをコンセプトにした「ザ・リゾートスイート」(60平方メートル、1室当たり1泊の正規料金7万円)は、イタリアのファッションブランド「ディーゼル」社とのコラボレーション。
同社の都会的な家具とリゾート感あるデザインを融合させた。屋外のガーデンハウスには、新宿の夜景を眺めながら「寝湯」を楽しめるバスもある。
天井の高い1階と12階には、ロフト付きの客室が全24室設置されている。非日常感を演出しており、ダブルルームではプロジェクターを使ったプライベートシアターも楽しめる。
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