これが最強!ビジネスホテル選び5カ条 押さえるべきキーワードは「WiNDAM」

✎ 1〜 ✎ 20 ✎ 21 ✎ 22 ✎ 最新
拡大
縮小
東京・水道橋にある庭のホテルのロビー。高級旅館をイメージさせる内装が外国人客にも人気だ

この連載で注目のホテルの総支配人を訪ね歩くうちに、一般的なビジネスホテルよりはやや割高だが、客の満足度が高いホテルが増えていることに気がついた。

そこで、今回はその潮流を5つのポイントにまとめてみた。それぞれのアルファベットの頭文字をとって「WiNDAM(ウィンダム)」。今後、ビジネスホテルを選ぶ際の参考にしてほしい。

Wi:部屋がWi-Fi対応でスマホもサクサク

部屋の中でスマホを使えると、訪日外国人にも非常に喜ばれる(写真はロイヤルパークホテル ザ 名古屋)

最初のポイントは、客室内で高速の無線通信(Wi-Fi)が使えること。旅先の情報を入手したり、旅行の思い出をブログやフェイスブックにアップするのに欠かせない通信環境だ。

安さと立地重視で駅前のビジネスホテルを予約したのはいいが、LAN回線が部屋になくて出張先での仕事に苦労するビジネスマンは多い。「夜中に薄暗いフロント脇のテープルからしかLAN接続できず、風呂上がりにノートパソコンを持って行って、凍えながらメールチェックした」(30代女性)という悲惨な例もある。

スマホやタブレットの利用者が増えたことで、部屋にLANケーブルがあるだけでは出張族の満足も得られない。こうした端末から接続するには、やはり無線のしかもWi-Fi環境のほうが快適だ。

インバウンド(日本を訪れる外国人客)にとっても、案内標識や会話における言語コミュニケーションの不自由さとともに、不満のトップにくるのがWi-Fiスポットが限られていること。東南アジアなどから増加する観光客の取り込みに、WiFi対応は必須といえる。

次ページ初のホテル経営で大ブレイク
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT