auユーザーには契約年数とデータ定額料に応じてもらえるポイントがあるが、これまで付与されていたau WALLETポイントが、共通ポイントのPontaに統一された。これまで加盟店で提示するだけでたまっていたPontaがau PAYの残高としてチャージすることが可能となった(PontaとauのIDを連携することが必要)。au PAYアプリにはデジタルPontaカード機能も搭載されていて、対象店舗ではPontaカードの提示とau PAYの決済で最大1.5%のポイントが獲得できる。
さらに「au PAY カード」を保有し、それでau PAY残高へのチャージまたは利用(通常ポイント)で別途1%が加算される。しかし、現在「リクルートカード」を保有していれば、やはりau PAYが使いやすい。還元率1.2%で人気のこのカードでたまるリクルートポイントをPontaに交換すれば、Ponta経由でau PAYの残高にできるからだ。
ちなみに、ローソンが近所にあるならau PAY決済でいいだろう。200円(税込)で4%の8ポイントが還元され、カード提示と合わせて5%還元になる(期間限定のキャンペーン)。
スマホ決済でトップを走るのはPayPayだが、ソフトバンクユーザーにはスマホ利用に応じたPayPayボーナスそのものの付与はない。しかし、毎週日曜日はYahoo!ショッピングやPayPayモールでの買い物で、最大10%のPayPayボーナスライトが付与される。
また、PayPay残高へのチャージには「ヤフーカード」が欠かせない。PayPayの各種キャンペーンは残高払いが条件になることが多く、現在クレジットカードでのチャージはこのカードしか対応していないからだ(カード以外でもATMからのチャージなども可能)。ヤフーカードでYahoo!ショッピングの決済をすればPayPayボーナスライトが1%付与されるメリットもある。
ネットショッピングの際に使うデバイスは、PCよりスマホが主流だ。そして、決済にもスマホが大きな役割を果たす。カード決済でたまるポイント、ネットショッピングでたまるポイント、リアル店舗でのスマホ決済でたまるポイント、そしてスマホの利用料でたまるポイントのすべてが合致し循環できれば最強だろう。
むろん、ポイント戦略・カード戦略は自社サービスに囲い込むためのものだ。その狙いを承知したうえでなら、キャッシュレス払いのサイクルを集中させるのは悪くないだろう。
決済時の接触ストレスがないことも大事
店舗でのキャッシュレス決済は、コロナ感染予防としてはカードやスマホのタッチ式(非接触型)やコード決済(提示式)を選ぶことになるだろう。クレジットカードやデビットカードだと、カードをレジの店員に手渡し、決済端末に暗証番号を指で入力するという行動が発生するためだ。
クレジットカードも近年はタッチ(コンタクトレス)決済で使えるタイプが増えてきてはいるが、まだまだ対応店舗が少ない。アップルペイやグーグルペイに対応しているカードを選んでタッチ決済するのが望ましい。
生活必需品を扱う店に目を向ければ、クレジットカードのほかにコード決済を取り入れるスーパーがずいぶん増えた。ドラッグストアや家電量販店も大手はほぼスマホ決済に対応しているので、現金のやり取りは必要ない。
ポイントカードやクレジットカード情報はスマホに格納し、たまるポイントを店舗での支払いに充当すれば、コロナ時代の節約術として大いに活躍するはずだ。
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