「めんどくさい」を引き起こすヤバい思考5つ 考えることはいいことだと思っていませんか

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「めんどくさい」を引き起こす考え② 効率的にやりたい

めんどくさいを引き起こす5つの考えの2つ目は、「効率的にやりたい」です。では、「効率的にやりたい」と思うことの何がいけないのでしょうか。

一般的には、勉強でも仕事でも効率的にやる人のほうが、高く評価されますよね。でも、夢や目標に向かった行動や、普段やっていないことをやろうとする場合、効率的にやりたいという考えは、逆効果となります。

やってみないとわからないことが多い

「効率的にやりたい」という考えがあると、行動する前に、なるべく多くの情報を集めてからでないと行動できないと思ってしまうからです。そうやって集めた情報のせいでかえって混乱して、行動できなくなってしまうのです。

しかし、どのやり方が自分に合っているかは、実際にやってみないとわかりません。 やり方で悩んで何もしないくらいなら、とりあえずやってみればいいのです。どのやり方にしろ、やった分だけ成果があるのは間違いないのですから。

でも、人はなるべくラクをして身に付けたいと思う生き物です。ラクをしようとすること自体は悪いことではありませんが、問題はそのやり方です。

例えば英語力などのスキル系のものはほとんど、階段状に成長します。しばらく成長を感じられない期間が続いて、ある日グッと伸びてくるのですが、多くの人はそうした下積み期間に耐え切れません。効率を求めて、あれこれ新しいやり方を模索しますが、それがかえって自分を成長期間に到達することから遠ざけているのです。

大事なのは効率性よりも継続のしやすさで、多少のんびりとしたペースであっても、まずは成長が実感できる段階に到達することを優先すべきなのです。継続するための工夫としては、「自分にとって心理的なハードルの低い、できるだけ簡単なことから始める」「ある程度の効率的なやり方が見つかったら、妥協して見切り発車する」といったものがあります。

人より遅れて何かを始めようとする人は、「もっと効率的にやらなきゃいけない」と焦りがちですが、まずはその考えを改めてください。

【「効率的にやりたい」と考えなくなるコツ】
・ほどよく妥協して見切り発車する
・できるだけ簡単なことから始める
・ 「効率性」よりも「継続性」を重視
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