「巣ごもり」が追い風・逆風だった企業はどこか

週刊・米国企業決算ダイジェスト(4/20~26)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり」が、ネットフリックス(上写真)とデルタ航空の最新業績の明暗を分けた(上写真:ロイター/アフロ、下写真:celestar/PIXTA)

4月第3週(20~26日)は、アメリカの大手事業会社の2020年1~3月期決算発表が本格化してきた。

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための渡航、移動、外出が制限され、工場の操業や小売店の営業もストップするなど、経済活動への影響が出始めた期間の決算となる。

各企業の足元の状況はどの程度なのか、また企業は今後についてどのような見通しをもっているのか。主要企業、あるいは注目すべき実績が見られた企業を中心に、1週間分をまとめてダイジェストで報告していく。

本業に打撃でも特殊要因で増益

IBM(IBM)

売上高は、前年同期比3.3%減の175億7100万ドルで、四半期ベースでは2016年以降で最も低い水準となった。

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人工知能(AI)の「ワトソン」によって提供されるソフトウエアやサービスを含むクラウド関連の部門売上高が同5.4%増加した。また、サーバーやOSシステムを含む「システムズ」セグメントも、ストレージの大幅増が貢献し、部門売上高が同3.0%伸長した。

一方、システムインフラの構築サービスや技術サポートなどが含まれる「グローバル・テクノロジー・サービス」セグメントが同5.9%減少。全体の足を引っ張った格好だ。

人件費や研究開発費などが増え、税引き前利益ではわずかに赤字となったが、税金の戻りが計上されたため、純利益は同26.1%減ながら黒字を確保した。

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