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※石田勝紀先生へのご相談はこちらから
新型コロナの影響による休校延長が4月中、またはゴールデンウィーク明けまで続くことで、子どもたちの学力に関して心配する保護者の方が増えてきています。筆者のところには連日たくさんの相談メールがきています。
4月7日現在、文部科学省によると、緊急事態宣言の対象となる7都府県“以外”では、公立小学校89%、公立中学校の78%が学校を再開するようです。学校が再開される地域とそうではない地域での格差は今後かなり広がることでしょう。
全国レベルでは学力格差が大きく広がる
先日テレビに出演する機会があり、次のような話をしました。
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「日本は教育分野においてはIT後進国で、このような非常事態のときに、他国のようにネット授業にすぐスイッチングできないという弱点があります。さらに自治体によっても対応は異なるため、全国レベルではネット授業ができる子とそうでない子で格差がかなり広がるでしょう」
つまり、学校が始まっている地域と始まらない地域、さらにはオンライン授業で対応できる学校と対応できない学校で大きく格差が広がるということです。このようなお話をすると、不安がますます増えるかもしれませんが、全国レベルでは学力格差はまず広がると考えていいでしょう。
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