専業主婦は、「億ション」よりも贅沢だ

30代「当たり前の幸せ」のリアル【結婚とおカネ】編

「親より豊かになれない時代」は、すでに到来している。そんな時代を、30代のサラリーマンはどのように生きていけばいいのか。著書『いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。』を上梓した気鋭のファイナンシャルプランナーが、こんな時代のサバイバル術を解説する。
親より豊かになれない、こんな時代のサバイバル術を全部詰め込んだ新刊、好評発売中です。

東洋経済オンラインをご覧のみなさま、はじめまして。ファイナンシャルプランナーとして、主に個人のお客様のおカネの相談に乗っております、小屋洋一(36歳)です。

今日から、「『親より豊かになれない時代』のサバイバル術」と題しまして、主に僕と同じ30代の方に、ささやかなおカネのアドバイスをさせていただこうと思います。少しの間、お付き合いください。

 

みんな、おカネを使いすぎています

僕はファイナンシャルプランナーとして、これまで300組を超えるご家庭の将来設計について、相談を受けてきました。近年、30代前半くらいの若い人からの相談が急に増えてきたのですが、そういう若い世代のご家庭のライフプランを立ててみると、極めて多くのご家庭が、老後を迎えたとき、ほとんど蓄えがなくなってしまう可能性が高いことがわかってきました。30代にとって、非常に厳しい時代です。

僕のようなファイナンシャルプランナーのところに相談に来る人は、早いうちに手を打ち、暮らし方を修正できるのでまだいいのですが、多くの人は、具体的には何も考えていないのが実情ではないでしょうか。

「今は暮らせる」ということにあぐらをかいたまま、何の手だてもしないで老後を迎えてしまい、家計が破綻寸前になっていることに初めて気づいて、大慌てする。そんな悲劇的な事態に直面するご家庭が、将来、大量に出てきてしまうように思われるのです。

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