魔法級!「1枚の紙」で仕事も家事もラクになる デキる人は「箇条書きのリスト」を書いている

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わが家では子どもたちにもリストを活用してもらっていますが、これは思わぬ教育的効果をもたらしました。

親が「宿題はやった?」「学校の準備は?」と子どもを追い回すのではなく、自分からやってもらうために、リストを活用したのです。

例えば小学校に入ったばかりの息子は、「一日に30分まで」と決められているテレビゲームの時間を守れなかったり、宿題を忘れていて眠る前になってあわててプリントを広げていたりと、新生活に戸惑っている時期がありました。

そこで、数項目のリストを作り、本人に確認してもらうようにしました。

 ・しゅくだい
 ・プリント
 ・ゲームまたはテレビ

これは、ゲームかテレビを見るには、その前に宿題と課題のプリントが終わっていなければいけないという、毎日の「手順」を書いただけのリストです。しかしたったこれだけで、息子の日常には「宿題のあとにプリント」「プリントのあとにゲーム」をする流れが生まれました。

どれを最初にすればいいのかわからなかった息子の頭の中で、日常が整理されるようになったのです。

今では「ゲームは夕食前」にすませるルールが付け加わったために、本人が時計を見て逆算し、何時までに宿題を始めなければゲームの時間がなくなるかといった管理を自分でできるようになりました。

高学年の娘はさらに忙しいので、自分自身でリストを書いて整理するようにもなってきています。リストを通して、時間の使い方と、判断のしかたを学んだのです。

家庭の情報管理にこそリストを

わが家では時折、「家族でやりたいこと」をそれぞれが持ち寄ってリストにすることがあります。

『仕事と自分を変える 「リスト」の魔法』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

旅行の行き先、部屋の整理の仕方、将来の希望、買い物、週末の過ごし方、食べたい夕飯といった要望を書き出して、整理しておくのです。

これをするまでは、それぞれが週末にしたいと思っている希望があっても口にしておらず、お互いの希望がすれ違って小さな不満が蓄積していました。それをリストは見えるようにしてくれたのです。

リストは頭の中の考えを形にして、整理するための道具です。上手に使えば、仕事をラクにしてストレスから解放してくれます。工夫次第では、家族のお互いの気持ちを伝えることにも生かせます。リストはどんな場面でも使える、魔法のツールなのです。

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