魔法級!「1枚の紙」で仕事も家事もラクになる デキる人は「箇条書きのリスト」を書いている
リストは家事や子育てでも活躍します。
タイムリーに洗濯や掃除をすませ、家族の用事にも気を回してさまざまな判断をしつつ、遅れずに食事を整えて子どもの送り迎えをするのには、実のところ高度な管理能力が要求されます。しかも、家事をこなしている間ずっと、子どもやさまざまな用事が“割り込み”をしてくるのですから、負担は相当なものです。
それでも「家事は仕事とは違う」という間違った思い込みから、やることリストを作っていない人が数多くいます。
そんな人は1枚の紙に、頭の中にある「やるべきこと」をすべて書き出すだけでも、肩の荷が下りる感覚を得られるはずです。思考をいったん紙に預けて、記憶しておかずにすむようにするだけで、ストレスは大幅に軽減されるのです。
自分の能力に自信があって、リストを作らなくても頭で覚えられる気がしている人こそ、少しの手間をかけて買い物リストから作ってみましょう。リストが代わりに覚えていてくれる感覚に解放感を覚え、さらに工夫をしてみたくなるはずです。
失敗できない毎日のためのチェックリスト
毎日が、細かい用事や小さな判断の連続で、「やることリストを作っているヒマさえもない!」という人におすすめなのは、失敗や忘れ物の先回りをする「チェックリスト」を作っておくことです。
例えば、子どもを保育園や学校に送るときに持たせるべき荷物を忘れがちな場合は、あらかじめ必要なものをリスト化しておきます。
・給食袋
・上履き
・プールカード
「これくらい覚えておける」と思っているかもしれませんが、それでもぜひやってみてください。これを書き出しておくだけで、「ほかになにか忘れ物はないか」と思い出すための集中力を節約できますし、慣れてくれば子どもが自分でチェックリストを使って準備できるようにもなります。
何かがうまくいかなったときや、段取りに間違いがあったときこそ、チェックリストを作るチャンスです。「私がちゃんとしていなかったから」と自分を責めるのではなく、「どの時点でチェックを入れていれば防げただろうか」という視点から改善をするきっかけにしましょう。
もちろんこうしたチェックリストはパートナーと共有すれば、お互いが持っているノウハウを伝え合うことにも利用できます。
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