スティック掃除機を使っていて煩わしいと感じるシーンの1つにヘッドの交換がある。大きなヘッドで床掃除をした後、ホースを取り外し、隙間ノズルなどに付け替えて掃除を行う。この手間が意外と面倒だったりする。
このひと手間を解消したのが三菱電機の「iNSTICK ZUBAQ HC-JM1J」だ。この掃除機も使用時質量1.8kgの軽量タイプ。
1番の特徴は、掃除機をスタンドから取り外すとき、上に引き上げるとハンディになり、横方向に倒すとスティック掃除機になるということ。ワンモーションで使い方に合ったスタイルになるため、ほかのスティック掃除機のように、ハンディとして使いたいときにスタンドから取り外した後にホースを外す必要がない。ほんのひと手間ではあるが毎日のことなので、これが非常に便利なのだ。
スタンドに取り付けているときのデザイン性が高く、一見、掃除機には見えない。このため、来客から見えるような場所にも置くことができ、使いたいときに素早く使えるというわけだ。
掃除性能は、自社製の高回転モーターを搭載しており、十分に納得できるレベル。とくに自走式のパワーブラシは動きも強く、微細なゴミもしっかりとかき込んでくれる。
そして「iNSTICK ZUBAQ HC-JM1J」で便利なのが、排気を利用して吹き出す機能も搭載していること。付属のエアブローノズルを排気口に差し込むことで、強い排気でゴミを吹き飛ばすことができる。玄関やベランダなどの掃除に便利なのだ。
トレンドでもある軽さに加えて、デザイン性の高さとエアブロー機能、そして、ワンモーションでハンディにもスティックにもなるのが「iNSTICK ZUBAQ HC-JM1J」の魅力。さらに布団掃除用ブラシが付属するのが嬉しい点だ。
そのほかの選択肢となる軽量掃除機
2019年の掃除機市場はようやく「吸引力」という呪いから解放された。フローリング中心の環境であれば、そこまで強い吸引力は必要ない。吸引力が高くても、重くて使いにくい掃除機は結果として使わなくなってしまうのだ。
掃除機は持ち運んで使う家電だからこそ、実は使い勝手のほうが大切。手軽に使えて、軽く、取り回しできることが重要だというわけだ。
今回紹介した2kg前後の軽いスティック掃除機ならそのニーズに応えられる。さらに上記以外にも選択肢はある。いち早く軽さというニーズに着目したのがシャープ。「RACTIVE Air EC-VR3SX」(実勢価格7万4580円)は使用時質量1.3kgという圧倒的な軽さを実現したモデルだ。バッテリーを2つに分けて、付け替えしながら使うことができる。
また、東芝の「TORNEO V cordless VC-CL1600」(実勢価格6万9770円)も高い吸引性能を維持しながら、使用時質量1.8kgを実現したモデル。吸い込んだゴミを3分の1に圧縮することでゴミ捨ての手間を減らせるのが便利。また、ふとん用ブラシも付属しており、メインユースで利用可能だ。
比較的低価格で購入できる、軽量タイプのスティック掃除機なら、1部屋に1台置くといった使い方もできる。部屋をまたいで掃除しないスタイルなら長時間駆動の必要がないため、軽量モデルで十分。そして掃除したいときにサッと掃除できるというわけだ。
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