子どもの読解力を育む最強の2大育児ツール 東大に4人の子を合格させた「最初の教育」
社会で生きていくために不可欠な読解力
私は小学生のとき、「アメリカに奴隷制度があった時代、奴隷に字を教えなかった理由」を知りました。その理由とは、要するに、奴隷に字を教えると本を読むようになり、世の中のことを深く考えられる能力がついてしまうから、というものです。
そうなると、奴隷制度の矛盾を理解して奴隷という自分の立場がおかしいことに気づき、ご主人様に反抗することになる。その反抗を防ぐために、あえて文字を教えなかったということでした。
現代の日本では、文字を全然知らないということはまずありませんが、大人でも長い説明書や契約書などを「ごちゃごちゃ書いてあって面倒くさい」と感じて、しっかりと読まずに印鑑を押してしまう人も少なくありません。
相手はそれが狙いですから、面倒だと思わずに長い文章を読んで理解する読解力が、社会で生きていくうえでは必要です。



















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