プレゼンで企画が通る人と通らない人の圧倒差 経営陣に「YES」と言わせるプレゼン資料3要素

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「結」では「夢・目標」という明るいビジョンを示します。

「起」から始まり、「転」で示した計画を実行した先には、どんな未来が待っているのかを説明します。

この企画を実行することで、事業としてどう発展し、会社はどう変わるのか、未来のイメージをわかりやすく伝えましょう。

「結」でのゴールは、「面白そうだ」「チャレンジする価値がある」と夢を抱かせることです。

「結」は、以下の4つの内容で構成します。

13.ビジョン……「○○業界の〇〇の分野でNo. 1」のようにサービスが実現することで見えてくる会社の未来を「目標」として掲げる。
14.2~3年後の未来……新たな技術や新たな展開によってどのように拡張・発展していくのかを見せる。
15.サービスイメージ……商品やサービスの完成イメージや使用しているユーザーの姿。
16.動画……サービスやビジョンが実現した姿を可視化された情報として見せ、聞き手が具体的に想像できるようにすると、ポジティブな印象をもたらす。

4×4=16が基本

「起承転結」ストーリーの勝ちパターンは起「1〜4」、承「5〜8」、転「9〜12」、結「13〜16」の16要素を基本としています。これらの16の要素を一連の流れで組み立てプレゼンすることで、説得力を高めるフレームワークになっています。

私は、基本的にはこの16要素を軸として資料を作成しておきますが、プレゼンの持ち時間によって、16要素すべてを説明するのではなく、いくつか要素を省くなどアレンジしています。プレゼン時間によってすぐにアレンジができることも、このフレームワークのいいところです。また、新規事業にかかわらず、さまざまな企画の提案にも応用することができます。

大野 泰敬 スペックホルダー社長

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おおの やすのり / Yasunori Ohno

ソフトバンク(現ソフトバンクグループ)で新規事業などを担当した後、カルチュア・コンビニエンス・クラブに転職し、新規事業に従事。2008年にソフトバンクに復帰し、当時日本初上陸のiPhoneマーケティング戦略を手がけ、シェア拡大に大きく貢献。その後、大手ゲーム会社、インテリジェンス(現パーソルキャリア)などを経て、独立。その後、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アドバイザーなどにも就任。現在は、新規事業サポートと、新規事業の組織作り・制度設計などを実施し、さまざまな大企業・団体で活躍中。また、地方の休眠資産を活用し観光地に変えるためのキャンプトピアを設立し、自然を体験できる施設なども手がける。

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