プレゼンで企画が通る人と通らない人の圧倒差

経営陣に「YES」と言わせるプレゼン資料3要素

プレゼン企画を通すための説得力のある資料づくりとは?(写真:8x10/PIXTA)
プレゼンで企画が通らないと、「どうして通してくれないんだ」「あの上司は何もわかっていない」と聞き手側の問題にしてしまうことはありませんか? しかし、相手のことを責めても状況を変えることはできません。『予算獲得率100%の企画のプロが教える必ず通る資料作成』の著者であり、これまでソフトバンクをはじめ、CCC、PERSOLなどの大手で68の新規事業を提案し、立ち上げてきた大野泰敬氏は、相手に「YES」と言わせる資料づくりには、勝ちパターンがあるといいます。

「YES」と言わせるプレゼン資料

どんなにいいアイデアを持っていても、アイデアがいいだけではなかなか企画は通りません。とくに新規事業ともなると、相応な投資が必要になるため、簡単には首を縦に振ってはくれません。

私が審査員を務めた事業アイデアコンテストでは、1000を超える企画が集まったのですが、そのうちの84%は事業計画が含まれず、KPIも設定されていませんでした。つまり、そもそもビジネスとして検討する材料がそろっていないのです。こういった材料をそろえるだけでも、企画が通る可能性は飛躍的に高まるでしょう。私は次の3つを意識して、材料を集め、説得力を上げています。

1.ストーリー性を持たせる
2.データ(数字的根拠)を積み上げる
3.シンプルでわかりやすいクリエイティブで伝える

この3つのうち、どれか1つでもかけてしまうと、企画は通りにくくなります。

例えば、ストーリーがすばらしくてもデータなどの数字的根拠がなければ、ただの夢物語で終わってしまいます。数字的根拠があってもストーリーが見えなければ、この企画を「やってみよう、やってみたい」と思わせるのは難しいでしょう。そして、ストーリーと数字的根拠、どちらもあるのに、それがうまく伝わらなければ納得してもらえません。

ここでは、ストーリー性を持たせるということについてお伝えします。

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