プレゼンで企画が通る人と通らない人の圧倒差 経営陣に「YES」と言わせるプレゼン資料3要素
私が新規事業の提案資料を作るときは、「起承転結」ストーリーがセオリーです。起承転結の「起」で問題を提起し、「承」で解決方法を提案し、「転」で結果、「結」で夢・目標を見せるという流れにしています。
「転」なのに結果?と思った人もいるかもしれませんが、「結」は、結果のさらに先にある未来について述べるパートにしているためです。
「起承転結」のそれぞれには4つの要素があり、4×4の合計16要素で全体のストーリーが構成されています。これが相手を説得する勝ちパターンになります。では、「起承転結」を順番にそれぞれ見てみましょう。
「起」では危機感を与える
「起」は「問題提起」です。一言で言うと、「なぜこの企画を提案するのか」という理由づけになります。「起」でのゴールは、聞き手に「すぐにでもこのマーケットに参入すべきだ」「このままではまずい!」といった危機感を与えることです。「起」は、以下の4つの内容で構成します。
1.市場調査……市場の現状はどうなっているのか? 市場の規模、成長性。課題などを説明する。
2.顧客動向……顧客の現状はどうなっているのか? 顧客の性質、特徴などを説明する。
3.他社状況……この市場で他社はどのような動きをして、どのような状況なのかを説明する。
4.課題……市場が抱える課題や、それに対する自社の現状分析、課題などを説明する。
2.顧客動向……顧客の現状はどうなっているのか? 顧客の性質、特徴などを説明する。
3.他社状況……この市場で他社はどのような動きをして、どのような状況なのかを説明する。
4.課題……市場が抱える課題や、それに対する自社の現状分析、課題などを説明する。
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