あなたが幸せを感じない4つの理由 選択しない、愛さない、感謝しない

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 2013年の世界幸福度報告書(World Happiness Report)が発表されました。日本は43位。毎日、身を削りながら働いて、昇進して、年収とともに生活水準が上がっても、どこか幸せを感じられないときがあります。なぜ幸せを感じることができないのでしょうか?

私は30代になってから、強く幸せを意識するようになりましたが、劣等感の塊みたいな自分を嫌になるときがあります。だから、以下に幸せを感じない理由をまとめました。幸せを感じない理由がわかれば、幸せを感じる自分をいつでも取り戻せると思ったからです。

幸せを感じない理由その1:比較するから

視野が狭いとこんな感情に襲われることがあります。「彼のほうが俺より幸せな人生を送っているのではないか?」。そう、他人との比較です。

たとえば、あなたは年収が低いから幸せを感じない、ということはありません。1000万円、3000万円、5000万円稼いでいたとしても、満足できない人はいます。あなたは年収を上げたいのではなく、他人と比較して高ければそれでいいのです。生活水準が上がっても、他人も同じように上がっているなら、豊かさに関係なく幸せを感じないのです。

昔、私は中国に住んでいました。私はそこで豊かさを感じました。おカネは稼げていなかったのですが、私よりも生活に不自由な人たちの生々しい光景を見たからです。日本に帰ってきてからは、豊かさを感じなくなりました。なぜなら周りも私と同じような生活水準だからです。この感覚から学んだことは、私がいかに他人との比較によって気分を決定していたかということでした。

人は違って当たり前。他人は他人、あなたはあなた。一卵性双生児でさえ、外見や能力、考え方も違うということを忘れてはいけません。特に私みたいな劣等感の塊みたいな人間は。

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