キャリア女は、どんなオトコと結婚すべき? 結婚において、愛は何番目に重要か

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わが家は、掃除が行き届かずにほこりが舞っていますが、私はメガネをかけずに過ごして、見えないからということでオッケーとしています。ドラマに出てくるような床の上に何もないぴかぴかのリビングで、子どもたちとゆったり語り合うなんてこと、ありえないのです。

だからわが家では、部屋をキレイにしたらその人は大いばり。「ありがとう」は強要。主人が干した洗濯物がくしゃくしゃでも、不思議な風味のスープを作っても、怒りよりも、ニヤっとしてしまいます。その姿を思い浮かべるとなんだかおかしくて。向こうもそう思っているかもしれませんね。

明日が納期の仕事に必死になっている自分のために、「今日はお迎えに行っとくよ」と言ってくれた、とか、休日に子どもたちと昼寝をさせてくれた、とか。小さいことだけれど、日々の暮らしの中で感謝したいことはいっぱいあるはずです。

オトナの働く女性は、夫と円満

相手の状況を思いやり合えれば、家事や育児の分担を細かく決めて、やれない自分ややらない相手にイライラなんていうことも少なくなります。ゆるーく、なんとか、回っていけばいいのです。こういう状況を作っていけるのも、やはり、「大好きな人だから」という根っこの気持ちがあるから、ではないでしょうか。

仕事を持っているオトナの女性は、不思議とご主人と仲がいいよねと、先日も働く女性をたくさん取材しているジャーナリストの方と語り合いました。主従の関係ではなく、パートナーとして、おふたりでいろいろなことを乗り越えてきたからでしょうか。そういう女性たちとダンナや子どもの悪口を言い合うのは、とても楽しい。大体、みんな笑えるエピソードだし、愛情を感じるエピソードばかりですから。

自分のことも含めて、先のことは不確実なことだらけです。だから、誰がなんと言おうが、大好きだと思える人と一緒に、不確実な人生を楽しんでいけるのがいちばん。まずは大好きな人を見つけること、です。

失敗しないオトコ選び、とか言っている間に、気になるあの人が誰かのダンナ様になってしまうかもしれませんよ!

※読者の皆様からのお悩み、ご相談を募集します。こちらのアドレス(onna-sodan@toyokeizai.co.jp)まで、年齢、ご職業等を記載のうえお寄せください。掲載は匿名といたします。

堂薗 稚子 ACT3代表取締役

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どうぞの わかこ / Wakako Dozono

1969年生まれ。1992年上智大学文学部卒業後、リクルート入社。営業として多くの企業を担当し、数々の営業表彰を受ける。管理職として、多様な雇用形態の組織の立ち上げやマネジメント、『リクルートブック』『就職ジャーナル』副編集長などを経験。2004年第1子出産。2007年当時組織で最年少、女性唯一のカンパニーオフィサーに任用され、事業責任者、「リクナビ派遣」編集長を務める。2010年に第2子出産後はダイバーシティ推進マネジャーとして、社内外女性のメンターを務めつつ、ワーキングマザーで構成された営業組織の立ち上げ、マネジメントを担当し、彼女たちの活躍を現場で強く推進した。経営とともに真の女性活躍を推進したいという思いを強くし、2013年退職。株式会社ACT3設立、代表取締役。女性活躍をテーマに、講演や執筆、企業向けにコンサルティングなどを行っている。2013年2月、リクルート在籍時に東洋経済オンライン「ワーキングマザーサバイバル」連載に登場。FBのいいね!数が6000を超えるなど、話題となった。

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