「高齢ドライバー」が危険だとわかる統計的根拠

若者ほど「死亡事故」起こしやすいデータも

[図表3 交通事故に占める死亡事故の割合]

さらに、交通事故に占める死亡交通事故の割合を見てみましょう。交通事故のうち何%が死亡事故になったかの割合です。どの年齢層も2010年ごろまで比率が下がり、それ以降はゆるやかに上がっていることがわかります。

これを年齢層で比較すると、高齢者のほうがそれ以下の年代よりも、交通事故に占める死亡事故の割合が高くなっています。つまり高齢者が事故を起こすと、重大な事故につながりやすいといえます。

事故を起こしやすい若年層

ここまでは事故そのものに目を向けてきましたが、ここで視点を変えて、運転免許保持者1万人当たりの事故件数を見てみましょう。

[図表4 免許1万人当たりの事故件数]

各年代とも2000年代をピークに事故数が減っていますが、こちらも年齢層による違いがはっきりと表れています。グラフを見ると若年層にくらべて壮年層、高齢層の事故率が低くなっており、若者は事故を起こしやすいが壮年層や高齢層は事故を起こしにくいといえます。

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