神保町「大行列喫茶店」に学ぶ3つの差別化戦略

ホットケーキを「待ってでも食べたい」理由

最後の「真の差別化を実現する」ポイントは「継続的な創意工夫」をすることです。

【ポイント③】「継続的な創意工夫」を怠らない

「TAM TAM」のホットケーキは、「石窯」で焼いた、その「見た目のインパクト」だけでなく、「味」も特別なものです。

ほのかな甘みの中に、塩気も感じます。添えてあるバターや生クリームやメープルシロップとのバランスも絶妙なものです。

この味覚も、一朝一夕に生まれたものではありません。ホットケーキの生地には、バニラアイスとリコッタチーズが入っていますが、このレシピも試行錯誤の果てに生まれたオリジナルなものです。

家では食べることができない特別なホットケーキを目指して「継続的な創意工夫」を行っています。この努力がなければ、差別化された価値が生まれることはありません

ビジネスの本質は、差別化の「実現」である

「チャレンジする勇気→遊び心→継続的な創意工夫」

どれも言い尽くされたものばかりですが、「真の差別化」を生み出す方法論そのものにマジックなどありません。すべては差別化を「絶対に実現するのだ」という「強い思い」と「粘り強いアクション」あるのみなのです。

差別化のお手本は、私たちの身の回りにいくらでもあります。そして、つねに行列ができている繁盛店には、ビジネスで成功するヒントが詰まっているのです。

みなさんも、一度「TAM TAM」の石窯焼きホットケーキで「ここにしかない味」を体験しつつ、「ビジネスのヒント」「差別化戦略の本質」を体感してみてください。

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