「日韓貿易戦争」で日本が絶対有利とは限らない 安倍首相の「ブチ切れ」は理解できるが・・・

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ところでこの原稿は札幌で書いている。いや、やっぱり梅雨のない土地はよろしいな。日中はカラッと暑くなり、夜は涼しくなって、乾いた空気が終日心地よい。これでこそ7月の気候というものだ。この週末は地元町内会のお祭りで、勤労奉仕に馳せ参じなければならないのだが、できればこのまま函館競馬場になだれ込みたい気分である。

ということで、今回の注目レースは14日のメイン、函館記念(G3、2000メートル)だ。「サマー2000シリーズ」の第2弾。毎年、「1番人気が来ない」「2着馬、3着馬はいつも7番人気以下」という波乱のレースとして知られている。となれば、少しエッジの効いた狙い方をしなければならない。

函館記念の本命はレッドローゼス、「ステゴ丼」もある?

人気の3頭の中からレッドローゼスを本命に指名しよう。理由は簡単で、前走の福島民報杯で1着。そのときの2着馬クレッシェンドラヴが、7日の七夕賞(G3)で2着と好走している。

同じサマー2000シリーズなのだから、ここから流すのが自然な選択となる。鞍上の蛯名正義騎手はこのところ重賞勝ちから遠ざかっているが、ここは北海道出身者の意地を見せてほしい。
馬券は、レッドローゼスから馬連で薄めに流す。函館記念には不思議な傾向があって、前走が同じ函館競馬場であるよりも、むしろ東京など他の競馬場からの臨戦組の方が好成績を残している。そこでステイフーリッシュ、ポポカテペトル、メートルダールあたりへ。それ以外ではマイスタイルが気になるところ。

いやあ、またまた「ステゴ産駒」から狙っちゃうよ。やまげんさん(山崎元氏)に冷やかされそうだが、函館記念は過去10回でステイゴールド産駒が3勝しているレースでもある。とりあえずレッドローゼス―ステイフーリッシュという「ステゴ丼」も、少し厚めに買っておきたいと考えている。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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