ところでこの原稿は札幌で書いている。いや、やっぱり梅雨のない土地はよろしいな。日中はカラッと暑くなり、夜は涼しくなって、乾いた空気が終日心地よい。これでこそ7月の気候というものだ。この週末は地元町内会のお祭りで、勤労奉仕に馳せ参じなければならないのだが、できればこのまま函館競馬場になだれ込みたい気分である。
ということで、今回の注目レースは14日のメイン、函館記念(G3、2000メートル)だ。「サマー2000シリーズ」の第2弾。毎年、「1番人気が来ない」「2着馬、3着馬はいつも7番人気以下」という波乱のレースとして知られている。となれば、少しエッジの効いた狙い方をしなければならない。
函館記念の本命はレッドローゼス、「ステゴ丼」もある?
人気の3頭の中からレッドローゼスを本命に指名しよう。理由は簡単で、前走の福島民報杯で1着。そのときの2着馬クレッシェンドラヴが、7日の七夕賞(G3)で2着と好走している。
同じサマー2000シリーズなのだから、ここから流すのが自然な選択となる。鞍上の蛯名正義騎手はこのところ重賞勝ちから遠ざかっているが、ここは北海道出身者の意地を見せてほしい。
馬券は、レッドローゼスから馬連で薄めに流す。函館記念には不思議な傾向があって、前走が同じ函館競馬場であるよりも、むしろ東京など他の競馬場からの臨戦組の方が好成績を残している。そこでステイフーリッシュ、ポポカテペトル、メートルダールあたりへ。それ以外ではマイスタイルが気になるところ。
いやあ、またまた「ステゴ産駒」から狙っちゃうよ。やまげんさん(山崎元氏)に冷やかされそうだが、函館記念は過去10回でステイゴールド産駒が3勝しているレースでもある。とりあえずレッドローゼス―ステイフーリッシュという「ステゴ丼」も、少し厚めに買っておきたいと考えている。
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