相手を不快にさせない!絶妙な「NO」の伝え方 知っておくと超便利な英語フレーズはこれだ

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日本人はハッキリ「No」と言えませんが、外国人に間接的にうまく「No」と伝えられる英語のフレーズを紹介(写真:Nastia11/iStock)  
ネイティブがよく使う! 英会話 瞬間返しフレーズ100』著者のカリン・シールズ氏が、「No」と言えない日本人に向けて、絶妙な言い方を伝授します。

日本人が「No」と言えないということは、よく知られています。「No」と言いたい場合でも、そのように直接表現することはほとんどありません。ですから外国人は、相手が賛成していると思っても、物事がうまくいっていると思っても、取引が成立したと思っても、「そうでないことがある」ということを知っておかねばならないのです。

実際の商取引などでは、曖昧なやり取りはないとはいえ、ビジネスマナーの現場においては、やはり混乱することが多いのも事実です。

通常、はっきりと「No」を示さない人というのは、信用を得ることはできません。「相手の意見に賛成しているように見せて、実は裏では反対している」ことになるからです。このような態度は、人を傷つけたり、混乱させたりします。ですから、英語を話す人であれば誰でも、簡単だけれどもうまい「No」の言い方を知っておくことはかなりプラスになるはずです。

例えば、突然の誘いというのは、多くの人にとってストレスです。本当は「No」と言いたいのに、相手に失礼にならないようにと、結局「Yes」と言ってしまう方も多いことでしょう。このようなときに、間接的ではあっても、はっきりと「No」を伝える言い方があるのです。

100%の「No」の表現

誘いに対して、いちばん簡単に「No」を伝える方法は、“Unfortunately no.” もしくは“Unfortunately not.”。どちらも「申し訳ありませんが、ダメなのです」という意味となります。

この表現には「とても残念だけど」という気持ちが含まれていますし、それでいてはっきり相手に「No」と伝えることができます。この返答はパーセントで表現すれば100%「No」の返事です。

A:  Do you have time for lunch? (ランチする時間はありますか?)
B:  Unfortunately not. (申し訳ありませんが、ありません)

この返事を聞けば相手は、あなたは本当は行きたいのに行けないのだ、と感じてくれます。Unfortunately no.も同じように使えます。

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