相手を不快にさせない!絶妙な「NO」の伝え方 知っておくと超便利な英語フレーズはこれだ

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日本人は、思ったことや気持ちを言葉にしないのが普通です。例えばもしあなたが、何かをすることが「難しい」と言った場合、それが「できない」のか「やりたくない」のかはわかりません。そして、解釈は聞く側に任されます。このような会話を英語では「行間を読む」と言います(日本では「空気を読む」とも言いますね)。

はっきりと「No」と言ったほうが相手に伝わる

言葉にされなかった内容を理解する、というコミュニケーションの方法です。英語では日本語ほどではないにせよ、このようなコミュニケーション方法がとられることもあります。

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ですから、日本語でのコミュニケーションがまったく理解できないわけではありません。もしあなたがダメな理由やその訳を言いたくないなら、それで問題ありません。

とはいえ、わかりやすいコミュニケーションをとることは、英語では好意的に受け止められます。“Say what you mean, mean what you say.”「思っていることをちゃんと言いなさい。言うからには本気で言いなさい」ということです。

よって、はっきり「No」と言いましょう。でも、ちょっとポジティブに。直接的な「No」である必要はありませんが、はっきりと「No」を伝えましょう。そうすれば、きちんと気持ちは伝わりますし、相手もそれに沿った行動をとることができます。

はっきりと、しかしやんわりと「No」を伝える方法はいくつもあります。誰だって、あからさまに「No」と言われたくはありません。

もちろんネイティブも、きつい言い方で「No」と言われるよりは、やんわりと言われたいのです。「No」を言うならはっきりと、でもぞんざいな言い方にならないように気をつけたいものです。

カリン・シールズ ライター、リサーチャー

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Colleen Sheils

1975年生まれ。アメリカ・ニューヨーク州出身。カリフォルニア州サンディエゴで育つ。日本在住のライター・リサーチャー。1997年より日本在住。ナショナル・ジオグラフィック・ラーニング、TED、オックスフォード・ユニバーシティ・プレス、ピアソン、マクミランなどでテキストを執筆。『ネイティブがよく使う! 英会話 瞬間返しフレーズ100』(かんき出版)など、日本人向けの著書も多い。

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