G20首脳会議は米中貿易戦争を止められるのか 「サミットに失敗なし」の格言は生きている

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さて、ここからは競馬ファン御用達のコーナーだ。今週末は今年上半期を締めくくる宝塚記念(G1、23日阪神競馬場11R、芝2200m)だ。古馬中距離路線の実力馬によるグランプリレースで、今年もスターホースが集結している。

このレース、梅雨時のレースということもあって、ひと癖ある結果が出ることが多い。端的に言えば、春先の大阪杯(阪神競馬場、芝2000m)では1着アルアイン、2着キセキという結果になったが、たぶん同じような結果にはならない。暑い季節の湿気を含んだ芝においては、むらっけのある馬が集中力を見せて粘ったり、外枠の意外な馬が飛び込んで来たり、あるいは「タカラヅカ」だけあって牝馬が健闘したりする。

宝塚記念はエタリオウ、リスグラシュー、レイデオロ3頭

そこで狙い目はエタリオウ(3枠3番)。ど根性タイプで、1着には縁のない「シルバーコレクター」だが、ここで初G1を獲得する馬が多いのも宝塚記念の特色である。週末の天気が荒れそうなこともこの馬にはプラス。初騎乗の横山典弘騎手もこのレースには相性が良い。

もう1頭はリスグラシュー(8枠12番)。このレースにおける唯一の牝馬で、昨年秋以降は連を外していない。大外枠のピンク帽という点が、3年前に優勝したマリアライトを髣髴とさせる。

さらにレイデオロ(2枠2番)はドバイ遠征で負けた後とはいえ、さすがに上位に来るのではないか。当日は上記3頭の組み合わせで。馬連か3連複かワイドかは、当日のオッズと馬場状態を見て決めるとしよう。

今年上半期のG1は悔しいレースが多かった。この週末くらいは笑って夏本番を迎えたいものである。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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