日経平均株価は4日続落、2万円割れはあるのか

リスク回避姿勢が広がるのか、下げ止まるか

 6月3日、東京株式市場で日経平均は4日続落。終値は2月8日以来の安値を付けた。世界景気の減速懸念からリスク回避の売りが先行した。為替は1ドル108円前半まで円高が進行し、輸出企業の採算悪化も懸念された。写真は東京証券取引所で差k年10月撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落。終値は2月8日以来の安値を付けた。世界景気の減速懸念からリスク回避の売りが先行した。為替は1ドル108円前半まで円高が進行し、輸出企業の採算悪化も懸念された。短期筋の先物売りで一時300円近い下げとなったものの、長期資金の打診買いなどが入って下げ渋った。午後は個人投資家の押し目買いや日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑が支えとなったほか、先物の買い戻しも入り、下げ幅を縮小させた。

海外投資家の売り圧力が強いといい、今晩発表される5月の米ISM製造業景気指数が落ち込んでいた場合は、リスク回避ムードが広がるとみられている。

6月は米連邦公開市場委員会(FOMC)、G20大阪サミットなど重要イベントが目白押しで、米連邦準備理事会(FRB)当局者から年内利下げに向けて示唆があるのか、G20を機に米中首脳会談が行われ、通商協議に動きがあるのかが注目される。「悪材料が重なれば、日経平均は6月中に2万円を割り込むリスクがある」(みずほ証券の投資情報部部長、倉持靖彦氏)との見方も出ている。

TOPIXは4日続落。東証33業種では、石油・石炭、証券、ガラス・土石などが値下がり率上位に並んだ。半面、電気・ガス、陸運、不動産などの内需系が買われた。

個別銘柄では、ココカラファイン<3098.T>がストップ高比例配分。スギホールディングス<7649.T>と経営統合について協議を始めると1日に発表したことが材料視された。両社合算の売上高は業界トップになる見通し。ココカラファインはマツモトキヨシホールディングス<3088.T>との本業務提携も協議しているという。市場では「ドラッグストア業界では今後も業界再編の動きが強まりそうだ」(国内証券)との声が出ていた。

スクウェア・エニックス・ホールディング<9684.T>は後場一段高となり年初来高値を更新した。スマートフォン向け新作ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」を2019年内にリリースすると発表。業績期待が高まった。開発を担当するコロプラ<3668.T>も一時ストップ高となった。

東証1部の騰落数は、値上がり312銘柄に対し、値下がりが1782銘柄、変わらずが46銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20410.88 -190.31

寄り付き    20327.87

安値/高値   20305.74─20438.03

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1498.96 -13.32

寄り付き     1491.54

安値/高値    1490.28─1501.21

 

東証出来高(万株)122894

東証売買代金(億円) 21136.75

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