教育に革新を引き起こす「3つのテクノロジー」

アップルが考える教育のリワイヤリングとは

AIやインターネットが進化した今の時代だからこそできる、子ども一人ひとりに合わせたテクノロジー学習があります(写真:courtneyk/iStock)
教育に多大な情熱を注いでいたスティーブ・ジョブズに共鳴し、アップルの教育部門の初代バイス・プレジデントを務めたジョン・カウチ。彼およびアップルは、テクノロジーを教育に取り入れて、既存の教育システムを改革する試みを続けている。そんなアップルが考える、理想のテクノロジー学習とは?

アップルがすすめるテクノロジー学習

スティーブ・ジョブズはアップルを創業して間もないうちに、各学校にコンピューターを支給するというビジョンを実現しようとしていた。さまざまな障壁を乗り越え、最終的にカリフォルニア中の学校にコンピューターを寄付することが実現し、何十万という生徒に、初めてコンピューターに触れる機会が生まれた。

さらに1985年からは、アップルは外部の人材や機関と連携して研究開発チームを結成し、初の大規模な教育リサーチ「アップル・クラスルームズ・オブ・トゥモロー(ACOT)」を開始した。教育の場でテクノロジーを活用する最善の方法は何で、テクノロジーの活用をどのように改善できるかを見極めることが目的だ。

その調査から、これからの学習は、生徒と関連性があるもの、創造性を高めるもの、協調して行うもの、難しすぎはしないがチャレンジ精神が必要となるものに変えるべきだということがわかった。

最後の「チャレンジ精神が必要となる」というのは、「やりがいがある」という意味であり、それには指導と学習の現状を再考し、受け身の学習システムから参加型のシステムに変える必要があるのは明らかだ。

テクノロジーは、教育に革命を起こし、生徒のモチベーションを高める力を秘めている。そういう目的のためにも活用するべきだ。生徒に刺激を与え、情報を与え、生徒のやる気を鼓舞し、教育のあり方を一変させるとしたら、テクノロジー以上の適役は考えつかない。

それでは、教育のリワイヤリング(配線のやり直し)に最もふさわしい革新的なテクノロジーはどれか? ここでは人工知能(AI)によって可能になる革新的なテクノロジーをいくつか紹介しよう。

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